特別支援学級や自立活動では、子どもの実態に合わせて教材を準備する必要があります。
一方で、毎日の授業や個別対応、書類作成に追われながら、必要な教材を一から作るのは簡単ではありません。
このページでは、特別支援学級・自立活動・SSTで使える無料プリント、絵カード、ワークシート、個別の指導計画の文例、学習支援教材などを目的別にまとめています。
自立活動6区分27項目を考える際の参考にできる教材や、個別の指導計画の文例も掲載しています。
「明日の授業で使えるものを探したい」「子どもの困り感に合う教材を見つけたい」というときの教材一覧ページとしてご活用ください。
無料でダウンロードできる教材を中心に、一部、有料の教材セット・文例集・書籍も紹介しています。
※有料教材の内容や最新情報は、それぞれの販売ページからご確認ください。
Contents
目的から教材を探す
「何を使えばよいかわからない」という場合は、まずお子さんや学級の困りごとに近いところから選んでみてください。
まず使ってみたい先生へ|無料教材・プリント
SpecialEducationJourneyでは、特別支援学級や自立活動で使える教材を無料で公開しています。
「どれから使えばいい?」と迷う場合は、まずこちらの記事をご覧ください。
SST・自立活動の教材
ここからは、育てたい力や困りごと別に教材をご紹介します。
気持ちを知る・伝える
感情×場面カード

「この場面ではどんな気持ちになる?」と考えながら、出来事と感情を結びつける力を育てるSST教材です。
こころの天気よほう

自分の気持ちを「晴れ」「くもり」「雨」などの天気に置き換えて表現します。言葉で気持ちを伝えることが難しい子にも取り組みやすい教材です。
気持ちカードおしゃべりゲーム

気持ちカードを使って、楽しみながら自分の感情を言葉にしていく活動です。怒りメーターなどと組み合わせても活用できます。
自己理解・自分を伝える
わたしのトリセツ

自分の好きなこと・得意なこと・苦手なこと・困ったときにしてほしいことなどを整理する自己理解ワークです。
「こんなときどうする?」を考える
「こんなときどうする?」SSTイラスト

学校生活や友達関係で起こりやすい場面を見ながら、「自分ならどうする?」を考える教材です。発問例を使いながら授業を進められます。
「こんなときどうする?」自立活動プリント

場面を見て考えるだけでなく、自分の考えを書いたり選んだりしながら整理できるワークシートです。
行動を振り返る・次の行動を考える
「どんなことがあったの?」振り返りシート

トラブルや衝動的な行動があったときに、出来事・気持ち・行動を整理し、「次はどうしたいか」を一緒に考えるためのワークです。
「どんな1日でしたか?」振り返りカード

一日の「できたこと」や気持ちを振り返るシンプルな教材です。特別支援学級だけでなく通常学級でも使えます。
学校生活で使えるSSTワークシート4選

感情・行動・選択肢を整理しながら、「次はどうする?」を自分で考える力を育てるワークシートです。
落ち着く・身体をコントロールする
座っていられない子へのSSTワークシート&絵カード

「じっとしていなさい」と求めるのではなく、自分の身体の状態に気づき、自分に合う対処方法を考えるための教材です。
友達と話す・コミュニケーションを楽しむ
「すきなのどっち?」イラストカード

「どっちが好き?」と選ぶだけなので、話すことが苦手な子も参加しやすいコミュニケーション活動です。
ストップ&ゴーゲーム

合図を聞いて「動く・止まる」を楽しみながら、注意を向ける力や自己調整する力を育てる活動です。
「わたしの○○ベスト3」

自分の好きなものをランキング形式で紹介します。新学期・学級開き・長期休み明けにも使いやすい活動です。
自己紹介ビンゴ

ゲームをしながら相手のことを知り、自分のことを伝える活動です。新しい学級の関係づくりにもおすすめです。
毎回教材を探す時間を減らしたい先生へ|支援級パック(自立活動・SST教材フルパック)
無料教材を一つずつ試すのもおすすめですが、
「自立活動のたびに教材を探している」
「絵カードだけでなく、教師用の進め方もほしい」
「1年間使える教材をまとめて準備しておきたい」
という先生向けに、自立活動・SST教材をまとめた「支援級パック」も用意しています。
感情理解、アンガーマネジメント、コミュニケーション、SST絵カード、場面対応、自己理解、振り返りなど、特別支援学級で扱いやすい教材をまとめています。
児童用SST・自立活動ワークと教師用指導ガイドも収録し、「プリントはあるけれど、どう授業にすればよいかわからない」という状態になりにくいよう構成しています。
個別の指導計画の作成を助ける文例・教材
特別支援学級担任の仕事の中でも、特に時間がかかりやすいのが個別の指導計画です。
このブログでは、無料で読める記入例と、さらに多くの文例を収録した文例集の両方を用意しています。
まずは無料の文例を確認したい方
1〜6年生の個別の指導計画 文例

自立活動6区分27項目に対応した書き方・記入例
国語・算数の個別の指導計画 文例

1〜6年生+自立活動の文例をまとめて探したい方
学年ごとの前期・後期、自立活動、国語・算数などをまとめて確認したい先生向けに、個別の指導計画 文例集・コンプリートセットも用意しています。
文例をそのまま当てはめるのではなく、目の前の子どもの実態に合わせて調整するための「表現の引き出し」として活用できるよう構成しています。
個別の指導計画 文例集・コンプリートセット
1〜6年生と自立活動の文例を、必要なときにすぐ確認できるようまとめています。
※最新の収録内容や販売条件は販売ページでご確認ください。
文字・読み書きの学習|ひらがな・カタカナ
鉛筆で書く前に、文字を「見る・選ぶ・合わせる」活動から取り組める教材です。
「ひらがなが読みにくい」「何度練習してもカタカナを覚えにくい」「読むことはできても書くことが難しい」など、子どもの現在の段階に合わせて学習方法を選べます。
ひらがなを読むことが難しい子の練習方法
いきなり何度も書くのではなく、同じ文字を見つける、選ぶ、合わせるところから始める方法を紹介しています。
発達特性がある子や、書くことへの負担が大きい子の学習にも活用できます。
カタカナ練習プリント・無料PDF
ひらがなが少しずつ安定してきた子が、カタカナを「見る・選ぶ・貼る」ところから練習できる教材をまとめています。
基本文字から、小さい「ッ・ャュョ」、長音、ことば作りへ段階的に進めます。
まずは上の2記事を入口にして、子どものつまずきや現在の理解に近い教材を選んでみてください。
書くことが苦手な子にも使いやすい|マッチング教材
「プリントを見るだけで嫌がる」「鉛筆を使う活動が負担になる」という子には、書くことだけにこだわらない学習方法もあります。
マッチング教材は、カードを選ぶ・貼る・はがすといった操作を取り入れながら学習できます。
SSTに特化したマッチング教材

単に書いて答えるのではなく、カードを選んで貼る活動を取り入れたSST教材です。
教材の使用シーン動画
カードを選び、貼ったりはがしたりしながら取り組む様子を確認できます。
発達支援マッチング教材

生活・認知・言葉・SSTなど、さまざまな課題に取り組めるマッチング教材です。
ひらがなマッチング教材

ひらがなの読みや、文字と絵の対応を、カードを選んで合わせる活動を通して学べる教材です。
ひらがなの読みそのものから練習したい場合は、まずこちらの記事をご覧ください。
発達支援+ひらがな教材をまとめて使いたい方

発達支援教材とひらがな教材をまとめたセットも用意しています。教材の詳しい内容は販売ページからご確認ください。
無料アプリ|困り感から自立活動を考える「じりつガイドくん」
「この子には、どんな自立活動を設定したらいいだろう?」と迷ったときに使える無料アプリです。
子どもの困り感から、支援のねらいや自立活動を考えるヒントを確認できます。個別の指導計画を考える際にも活用できます。

詳しい使い方はこちらです。
教材と一緒に読みたい|特別支援教育の実践書3冊
教材を使うだけでなく、「なぜこの支援をするのか」「子どもの行動をどう捉えるのか」「どんな発問や声かけをすればよいのか」まで知りたい先生向けに、これまでの特別支援教育の実践をまとめた書籍も出版しています。
3冊はそれぞれ役割が異なります。今の悩みに近いものから選んでいただけます。
支援級担任の基本を知りたい
📗 初めての支援学級担任が1年を安心して回せる本
初めて特別支援学級を担任する先生や、これまでの実践を整理したい先生へ。
子どもの行動の捉え方、パニックへの対応、保護者との合意形成、教材の考え方など、支援級担任として判断するときの「軸」を整理しています。
自立活動・SSTの授業に迷う
📘 明日から使える!先生のための自立活動・SST実践集
「自立活動で何をすればいい?」「SSTをどう授業にすればいい?」という先生向けの実践書です。
授業の組み立て方や発問、子どもの反応への対応など、明日の授業につなげやすい具体的な実践をまとめています。
支援してもうまくいかないとき
📙 それでもうまくいかない時のSST・自立活動
クールダウンやSSTを試しても、感情爆発・離席・場面理解などの困りごとが続くときに、もう一段深く「なぜ?」を考えるための実践書です。
困り感の背景理解、個別の指導計画への落とし込み、クールダウンとカームダウン、ソーシャルストーリーやコミック会話などを扱っています。
どの本から読むか迷ったら
支援級担任としての基本から整理したい
→ 『初めての支援学級担任が1年を安心して回せる本』
自立活動・SSTの授業を充実させたい
→ 『明日から使える!先生のための自立活動・SST実践集』
いろいろ支援しているのに、なかなかうまくいかない
→ 『それでもうまくいかない時のSST・自立活動』
3冊の違いや、特別支援学級担任におすすめの本について詳しく知りたい方は、こちらの記事でも紹介しています。
※当ページにはAmazonアソシエイトのリンクを含みます。
放課後等デイサービスの職員研修を探している方へ
学校向け教材とは別に、放課後等デイサービスの職員育成・新人研修に活用できる研修教材も作成しています。
「子どもの行動だけを見るのではなく、その背景にある困り感を考える」という視点を軸に、職員間で共通した支援の考え方を持てるよう構成しています。
新しい無料教材を受け取りたい方へ
LINE公式アカウントでは、特別支援教育・自立活動・SSTに関する新しい教材や実践アイデアをお届けしています。
✅ 新しく公開した無料教材・ダウンロード資料
✅ 自立活動・SSTの実践アイデア
✅ 教材を使うときの声かけや支援のヒント

どの教材を使えばいいか迷ったら
教材は、「人気があるもの」から選ぶ必要はありません。
まずは、目の前の子どもが「何に困っているのか」を考え、その困り感に合った教材を選んでみてください。
例えば……
気持ちを言葉にしにくい
→ 感情カード・こころの天気予報
トラブルのあとに整理することが難しい
→ 振り返りシート
友達との会話が苦手
→ 「すきなのどっち?」・自己紹介ビンゴ
自分のことを知ってほしい
→ わたしのトリセツ
学校生活の場面でどう行動すればよいかわからない
→ 「こんなときどうする?」
ひらがな・カタカナの読み書きが難しい
→ 文字・読み書きの学習
書く活動への抵抗が強い
→ マッチング教材
個別の指導計画の文章に迷う
→ 個別の指導計画 文例・記入例
「教材をやること」が目的ではなく、その子の困り感を少しでも減らすために教材を使うことを大切にしています。
教材のご利用について
無料教材は、それぞれの配布ページに記載している利用条件の範囲で、学校や教育・支援の場でご活用ください。
有料教材については、各販売ページに記載している利用条件をご確認ください。
教材データそのものの再配布・再販売・インターネット上への転載などはご遠慮ください。
教材に関するご感想やリクエストがありましたら、お問い合わせフォームよりお寄せください。
これからも、実際の教育現場で使いやすい教材を少しずつ追加・改善していきます。必要なときに、またこのページをのぞいていただけたらうれしいです。
このサイトの教材は、特別支援教育の実践経験をもとに作成しています。運営者・教材作成者については「著者情報」をご覧ください。























