この記事では、学習面(国語、社会、算数、理科など全教科)から行動面(基本的生活習慣、学習態度、責任感など20項目)まで、明日からすぐに使える文例を網羅しました。5年生の所見で使える国語の表現や、算数の具体的な取り組みをどう書くかなど、具体的な悩みを解決します。
この記事を読むと、以下のことが分かります。
- 小学校5年生の通知表の所見で使える、各教科(国語、社会、算数、理科、音楽、図画工作、家庭、体育、外国語)の具体的な文例
- 学習面全体に関する所見の書き方と文例
- 「行動の記録」で求められる20項目(基本的生活習慣、学習態度、自主・自立、責任感、思いやり・協力など)それぞれに対応した豊富な文例10選(合計200例)
- 特別支援教育における5年生の自立活動の所見文例
- 高学年としての成長を保護者に伝えるための表現のヒント
その他学年の所見
- 通知表 所見 文例 小学校5年【総論・学習面全体】
- 5年生 所見 文例 【国語】
- 5年生 所見 文例 【社会】
- 5年生 所見 文例 【算数】
- 5年生 所見 文例 【理科】
- 5年生 所見 文例 【音楽】
- 5年生 所見 文例 【図画工作】
- 5年生 所見 文例 【家庭】
- 5年生 所見 文例 【体育】
- 5年生 所見 文例 【外国語(英語)】
- 5年生 行動の記録 所見 文例【基本的生活習慣】
- 5年生 行動の記録 所見 文例【学習態度】
- 5年生 行動の記録 所見 文例【挨拶】
- 5年生 行動の記録 所見 文例【健康・体力の向上】
- 5年生 行動の記録 所見 文例【外で元気に遊ぶ】
- 5年生 行動の記録 所見 文例【給食で好き嫌いなく食べる】
- 5年生 行動の記録 所見 文例【自主・自立】
- 5年生 行動の記録 所見 文例【自分の力で考え、行動する】
- 5年生 行動の記録 所見 文例【粘り強く取り組む】
- 5年生 行動の記録 所見 文例【目標に向かって取り組む】
- 5年生 行動の記録 所見 文例【責任感】
- 5年生 行動の記録 所見 文例【創意工夫】
- 5年生 行動の記録 所見 文例【思いやり・協力】
- 5年生 行動の記録 所見 文例【生命尊重・自然愛護】
- 5年生 行動の記録 所見 文例【勤労・奉仕】
- 5年生 行動の記録 所見 文例【係活動】
- 5年生 行動の記録 所見 文例【掃除】
- 5年生 行動の記録 所見 文例【給食当番】
- 5年生 行動の記録 所見 文例【公正・公平】
- 5年生 行動の記録 所見 文例【公共心・公徳心】
- 5年生 自立活動 所見 文例
- 各学年の所見文例集リンク🔗
- まとめ
通知表 所見 文例 小学校5年【総論・学習面全体】
5年生は、高学年として学習内容が質・量ともに難しくなる時期です。抽象的な思考が求められるようになり、学習への取り組み方にも個人差が出てきます。ここでは、学習面全体に関する所見文例を紹介します。
- 高学年としての自覚が芽生え、全ての学習活動において意欲的に取り組む姿が見られます。特に、自分の考えを整理し、論理的に説明しようとする態度が育ってきました。
- 授業中の集中力が高く、先生や友達の話を最後まで真剣に聞き、重要な点をノートに的確にまとめることができます。予習・復習の習慣も定着しつつあります。
- 難しい課題に対しても、すぐに諦めずにじっくりと考える粘り強さがあります。分からなかった問題も、解説を聞いて理解しようと努め、自力で解き直す姿は立派です。
- 学習計画を自分で立て、家庭学習にもコンスタントに取り組むことができました。テスト前には特に集中し、学習の成果が着実に表れています。
- グループ学習では、自分の意見をはっきりと述べるとともに、他のメンバーの意見にも耳を傾け、より良い結論を導こうと積極的に働きかけています。
- 知識を吸収することに意欲的で、授業で学んだことに関連する事柄を自分で調べ、発表するなど、探究心の高まりを感じます。
- 学習に対する意欲はありますが、時折、集中力が途切れてしまう場面も見られます。机周りの整理整頓を心がけ、学習環境を整えることから始めてみましょう。
- どの教科にも真面目に取り組みますが、特に苦手意識のある分野については、じっくりと時間をかける必要があります。基礎・基本を確実に定着させることで、自信につながるでしょう。
- 自分の考えを表現することに少し戸K惑いが見られますが、小グループでの話し合いでは、自分の言葉で意見を伝えられるようになってきました。
- 学習の進め方が丁寧で、ノートの字も美しくまとめられています。今後は、解答に至るまでのスピードも意識できると、さらに力が伸びるでしょう。
5年生 所見 文例 【国語】

5年生の国語では、論理的な文章の読解や、目的意識を持った作文、古典への触れ合いなどが始まります。思考力・表現力を評価する文例です。
- 物語文の読解において、登場人物の心情の変化やその理由を、本文の記述を根拠に深く読み取ることができるようになりました。
- 説明文では、筆者の意図や文章の構成(序論・本論・結論)を的確に把握し、要点を簡潔にまとめる力がついてきました。
- 自分の考えや体験を、目的や意図に応じて構成を工夫しながら、説得力のある文章で表現することができます。語彙も豊富です。
- 漢字学習に意欲的に取り組み、新出漢字を確実に覚えるだけでなく、既習漢字も使って熟語を調べるなど、知識を広げようと努めています。
- 話し合い活動では、司会者としての役割を意欲的に引き受け、意見を整理したり、発言を促したりしながら、話し合いを円滑に進めることができました。
- 古典に興味を持ち、「竹取物語」などの音読にも楽しんで取り組んでいます。昔の言葉の響きやリズムを味わうことができました。
- 新聞記事などを活用した学習では、必要な情報を的確に見つけ出し、自分の考えと比較しながら読む力が育っています。
- 発表の場面では、聞き手に伝わるように声の大きさや話す速さを工夫し、堂々と自分の意見を述べることができます。
- 文章を書くことは得意ですが、誤字・脱字が時折見られます。書き終えた後に丁寧に見直しをする習慣をつけると、さらに良くなります。
- 読むことに少し時間がかかる傾向がありますが、一文一文を大切に読み進める姿が見られます。音読の練習を続けることで、読解のスピードも上がってくるでしょう。
5年生 所見 文例 【社会】

日本の国土や産業、情報など、学習範囲が広がる5年生の社会。資料活用の能力や多角的な視点を評価します。
- 日本の国土や気候の特色について、地図や資料集を効果的に活用しながら、白地図にまとめるなど、意欲的に学習を進めていました。
- 米作りの学習では、農家の方の工夫や努力について深く理解し、日本の食料生産に対する関心を高めることができました。
- 自動車工業などの工業生産について、関連する資料から情報を読み取り、日本の工業が持つ特色や課題について自分の言葉でまとめることができました。
- 情報産業の学習では、情報が私たちの生活に与える影響について多角的に考察し、情報を正しく活用することの大切さを理解しました。
- 新聞やニュースで見たことを授業内容と関連付けて発言するなど、社会の出来事への関心が高く、主体的に学習に取り組む態度が見られます。
- グループでの調べ学習では、リーダーシップを発揮し、資料集めやまとめ、発表の準備などを計画的に進めることができました。
- 歴史的分野(高学年後半)への関心も高く、人物や出来事を関連付けながら時代の流れを捉えようと努めています。
- 統計資料の読み取りに優れており、グラフや表から分かることを的確に分析し、考察を発表することができました。
- 地名や用語を覚えることに熱心ですが、それらが持つ意味や背景まで理解が深まると、さらに社会的な見方・考え方が育つでしょう。
- 調べ学習において、インターネット上の情報を活用する力はありますが、情報の取捨選択や信頼性の確認をより意識できると良いでしょう。
5年生 所見 文例 【算数】

小数のかけ算・わり算、分数、面積、平均など、抽象的な概念が増える5年生の算数。粘り強さや論理的思考を評価します。(「4年生 所見 算数」ではなく、5年生の内容です)
- 「体積」の学習では、直方体や立方体の求積公式を理解するだけでなく、複合図形の体積も、図形を分割したり補ったりして工夫して求めることができました。
- 小数のかけ算・わり算の筆算の仕方を確実に理解し、計算ドリルにも粘り強く取り組むことで、計算力が着実に向上しています。
- 「割合」の学習では、「比べられる量」「もとにする量」の関係を数直線図や関係図に表しながら、論理的に答えを導き出すことができました。
- 図形の面積を求める学習では、公式を丸暗記するのではなく、既習の図形(三角形や平行四辺形)に変形するなど、公式の意味を考えながら取り組んでいました。
- 分数のたし算・ひき算(通分)では、最小公倍数を見つけることに苦労しながらも、最後まで諦めずに答えを導こうとする粘り強さが見られました。
- 授業中に分からないことがあると、積極的に手を挙げて質問したり、休み時間に先生に聞きに来たりするなど、意欲的な姿勢が見られます。
- 答えを出すだけでなく、「なぜそうなるのか」という計算のきまりや図形の性質を、自分の言葉で説明しようと努めています。
- 計算は速く正確ですが、文章問題になると題意を掴むのに時間がかかることがあります。問題をよく読み、図や式に表す練習を積むと良いでしょう。
- 学習への取り組みは真面目ですが、計算ミスが惜しい場面が見られます。見直しを丁寧に行う習慣をつけることで、確実に点数に結びつくでしょう。
- 図形分野に強い関心を示し、作図やパズル的な問題にも意欲的に挑戦しています。その探究心を大切にしてほしいと思います。
5年生 所見 文例 【理科】

「振り子」「電磁石」「天気の変化」など、実験・観察が中心となる5年生の理科。科学的な思考力や探究心を評価します。
- 「振り子のきまり」の実験では、条件を制御すること(振り子の長さだけを変えるなど)の重要性を理解し、正確なデータを取ろうと集中して取り組んでいました。
- 「電磁石」の実験では、コイルの巻き数や電流の強さを変えながら、電磁石の力の変化を意欲的に調べ、結果を的確に考察することができました。
- 「天気の変化」の学習では、雲の動きや天気の移り変わりを継続的に観察し、天気図と関連付けながら天気の変化を予測しようと努めていました。
- メダカの飼育・観察を通して、生命の誕生や成長に関心を持ち、責任を持って世話をする姿が見られました。観察記録も詳細です。
- 「流れる水のはたらき」の実験では、水の量や傾きが土地の変化に与える影響を、グループで協力しながら熱心に調べていました。
- 実験の結果をグラフや表に整理することが得意で、データから規則性や傾向を見つけ出し、分かりやすく発表することができます。
- 予想と結果を比較し、なぜそのような結果になったのかを論理的に考察する力がついてきました。科学的な見方・考え方が育っています。
- 実験器具の準備や後片付けを率先して行い、安全に配慮しながら手際よく操作することができました。
- 自然現象への関心が高く、授業で学んだこと以外にも図鑑などで調べ、知識を深めています。
- 実験そのものには意欲的ですが、結果をノートにまとめる作業がやや雑になることがあります。観察・実験の記録を丁寧に残すことの大切さを伝えています。
5年生 所見 文例 【音楽】

合唱・合奏の楽しさや、高学年らしい表現力を評価します。
- 合唱では、ソプラノ(アルト)のパートリーダーとして、自分のパートに責任を持ち、美しい響きを作ろうと仲間をリードしてくれました。
- リコーダー演奏では、指使いが滑らかになり、難しいタンギングにも挑戦するなど、意欲的に技術を高めようと努力しています。
- 「威風堂々」などの鑑賞では、曲想の変化を感じ取り、オーケストラの様々な楽器の音色を聞き分けることができました。
- 音楽会の練習では、全体のバランスを考え、自分の楽器(パート)の音量を調整しようと努めるなど、協調性が見られました。
- 日本の伝統音楽にも興味を持ち、琴や尺八の音色を新鮮な気持ちで味わい、その特徴をワークシートにまとめていました。
- リズム感が良く、打楽器の演奏では生き生きとした表情で、全体の演奏を盛り上げてくれました。
- 音符を読むことに少し苦手意識がありましたが、練習を重ねることで、階名で歌える範囲が広がってきました。
- 歌うことが大好きで、いつも楽しそうに、体全体でリズムを取りながら表現しています。その明るさが周りにも良い影響を与えています。
- 合奏では、周りの音をよく聴き、指揮に合わせて演奏しようとする集中力が高まってきました。
- 鑑賞の学習では、自分なりの感想を持ち、曲から受けたイメージを言葉で表現することが上手です。
5年生 所見 文例 【図画工作】

表現の意図や、材料を工夫して使う創造力を評価します。
- 「電動糸のこぎり」を使った制作では、安全に気をつけながら、自分のイメージした形を丁寧に切り出すことができました。根気強い取り組みでした。
- 風景画では、遠近感や光の当たり方をよく観察し、色の濃淡や筆遣いを工夫しながら、臨場感のある作品に仕上げることができました。
- 粘土を使った作品では、芯材を効果的に使い、動きのあるダイナミックな表現に挑戦していました。発想がユニークです。
- 「〇〇さん(自分)の伝記」の表紙絵では、自分の特徴をよく捉え、色使いを工夫して個性豊かな作品を完成させました。
- 鑑賞の学習では、友達の作品の良いところを見つけ、具体的な言葉で感想を伝え合うことができ、互いの良さを認め合う温かい雰囲気を作りました。
- 準備や後片付けを素早く行い、道具を大切に扱う姿は、クラスの手本となっています。
- 色彩感覚に優れており、混色を工夫して微妙な色合いを作り出し、作品の表現を高めています。
- 自分のイメージを形にすることに意欲的で、時間いっぱい集中して制作に取り組むことができます。
- アイデアを出すことは得意ですが、細部の仕上げが少し雑になることがあります。最後まで丁寧に粘り強く取り組むことを期待します。
- 作品の構想を練るのに時間がかかりますが、一度決まると熱心に作業を進めます。試行錯誤する過程も大切にしています。
5年生 所見 文例 【家庭】

5年生から始まる家庭科。調理実習や裁縫など、生活に密着した技能や態度を評価します。
- 初めての調理実習(ゆで野菜サラダ)では、計画表通りに、安全に気をつけながらグループで協力して作業を進めることができました。
- 「ごはんとみそ汁」の調理実習では、米の洗い方や火加減、だしの取り方などを熱心に学び、手際よく調理できました。
- 裁縫(玉結び・玉どめ・なみ縫い)の学習では、指先の使い方に苦労しながらも、何度も練習を重ね、最後まで根気強く取り組むことができました。
- ミシンの操作では、安全確認を怠らず、練習布でまっすぐ縫う練習を丁寧に行い、上手に操作できるようになりました。
- 「整理整頓」の学習では、自分の身の回りの片付け方を見直し、使いやすく工夫するアイディアを出すことができました。
- 家族の一員として、自分ができるお手伝いについて考え、家庭でも実践しようとする意欲が見られます。
- 実習後の片付けでは、グループの仲間と協力し、シンクやコンロ周りをきれいに掃除するなど、責任感を持って取り組んでいました。
- 生活時間を振り返り、自分の課題(睡眠時間やメディア時間)を見つけ、改善しようと目標を立てることができました。
- お金の使い方や物の買い方について関心を持ち、消費者としての視点を持ち始めました。
- 実習には意欲的に取り組みますが、作業に夢中になると周りが見えなくなることがあります。グループ全体の進み具合も確認できると良いでしょう。
5年生 所見 文例 【体育】

技能の向上だけでなく、ルールを守ること、仲間と協力すること、健康への関心などを評価します。
- マット運動では、「台上前転」や「開脚前転」などの技に意欲的に挑戦し、着地まで美しく決まるよう、友達とアドバイスし合いながら練習していました。
- 水泳(クロール)では、息継ぎのタイミングを掴み、より長い距離を楽に泳げるように、目標を持って練習に取り組み、記録を伸ばしました。
- ソフトバレーボールでは、チームの作戦を話し合い、仲間へ「ドンマイ」「ナイス」と積極的に声をかけながら、全員でボールをつなごうと努力していました。
- 器械運動(鉄棒)では、自分の力に合った技(例:逆上がり)の習得に向けて、休み時間も使って粘り強く練習する姿が見られました。
- 陸上(ハードル走)では、リズミカルな走り方を意識し、恐怖心を克服して記録を向上させることができました。
- 体つくり運動では、体の柔軟性や巧緻性を高める運動に、楽しみながら取り組んでいました。
- 運動会の表現(ソーラン節など)では、実行委員として、クラスの仲間をまとめ、動きのポイントを教えるなど、リーダーシップを発揮しました。
- ルールを守り、公正に競技することの大切さを理解し、審判の判定にも素直に従うスポーツマンシップが見られます。
- 自分の体力・運動能力の課題を理解し、体力テストの結果を向上させようと、継続的に運動に取り組もうとする意欲があります。
- 準備運動や整理運動の重要性を理解し、率先して大きな声で号令をかけるなど、授業の雰囲気づくりに貢献しました。
5年生 所見 文例 【外国語(英語)】

5年生から教科となる外国語(英語)。「聞く」「話す(やり取り・発表)」を中心に、コミュニケーションへの意欲を評価します。
- ALT(外国語指導助手)の英語を注意深く聞き、ジェスチャーや表情から意味を推測しようと集中して取り組んでいます。
- 「I can ____.」「I want to ____.」など、自分のことについて表現する活動では、間違いを恐れずに、知っている単語を使って積極的に話そうとする意欲が見られます。
- ペアでの会話活動では、相手の目を見て、うなずきや相づちを打ちながら、楽しそうにコミュニケーションを図っていました。
- 「行きたい国」についてのスピーチでは、資料を準備し、発音にも気をつけながら、聞き手に伝わるように堂々と発表することができました。
- 英語の歌やチャンツに親しみ、リズムに合わせて体を動かしながら、いきいきとした表情で参加しています。
- アルファベットの読み書きに興味を持ち、丁寧に練習に取り組むことで、多くの単語を読んだり書いたりできるようになりました。
- 授業中に分からない単語があると、辞書(絵辞書)を使って自分で調べようとする自主的な態度が見られます。
- インタビュー活動では、クラスの多くの友達に積極的に英語で質問し、情報を集めることができました。
- 英語でのコミュニケーションにまだ恥ずかしさがあるようですが、ALTや友達のサポートを受けながら、少しずつ声を出せるようになってきました。
- リスニングの力が高く、まとまった長さの英語を聞いて、大まかな内容を理解することができます。
5年生 行動の記録 所見 文例【基本的生活習慣】

- 早寝・早起き・朝ごはんの習慣が身につき、毎日元気に登校することができました。
- 授業の準備や後片付けが素早く、チャイム着席が徹底されており、学習への切り替えが早いです。
- 持ち物や机の中の整理整頓が常にできており、学習環境を自分で整える意識が高いです。
- ハンカチやティッシュなどを常に持ち歩き、清潔を保とうとする衛生観念が身についています。
- 提出物の期限をしっかりと守り、計画的に学習や作業を進めることができます。
- 服装や頭髪を整え、清潔感のある身だしなみを常に心がけています。
- 忘れ物もほとんどなく、毎日必要な学用品を自分で確認して準備できています。
- 体調が優れない時や怪我をした時には、自分から速やかに保健室や先生に申し出ることができ、健康管理の意識があります。
- 学習用具を大切に扱い、鉛筆をきちんと削っておくなど、次の学習への準備ができています。
- やや忘れ物が多い傾向がありましたが、連絡帳に自分でメモを取るようになり、少しずつ改善されてきました。
5年生 行動の記録 所見 文例【学習態度】

- 授業中は常に良い姿勢を保ち、先生の話を目を見て真剣に聞くことができます。
- 分からないことはそのままにせず、休み時間や放課後に積極的に質問に来る意欲があります。
- ノートを丁寧に取るだけでなく、先生が補足したことや自分の考えを書き加えるなど、工夫してまとめています。
- 家庭学習にも毎日コツコツと取り組む習慣がついており、学習内容の定着が図られています。
- グループでの話し合いでは、自分の意見を明確に述べ、友達の意見も尊重しながら課題解決に取り組めます。
- 授業中の挙手・発言が積極的で、クラス全体の学習意欲を高める存在となっています。
- 難しい問題にも粘り強く取り組み、最後まで諦めずに考え抜こうとする姿勢は立派です。
- 学習計画表を活用し、自分で目標時間を決めて効率よく学習を進めようと努力しています。
- 興味のある分野については深く掘り下げて調べる探究心があり、自主学習ノートの内容も充実しています。
- 学習への意欲はありますが、時折、集中力が途切れる場面も見られます。机周りを整理し、集中できる環境を整えることを勧めています。
5年生 行動の記録 所見 文例【挨拶】
- 毎朝、教室に入ると「おはようございます」と、誰よりも先に元気な声で挨拶ができます。
- 廊下で先生や来客とすれ違う際、立ち止まって「こんにちは」と丁寧にお辞儀をすることができます。
- 返事やお礼の言葉(「はい」「ありがとうございます」)がはっきりと言え、聞いていて清々しいです。
- 友達同士でも「ありがとう」「ごめんね」を素直に言い合える、温かい関係を築いています。
- 日直の仕事として、朝の会や帰りの会の挨拶の号令を、はきはきとした声で務めています。
- 挨拶運動に自主的に参加し、校門に立って登校してくる下級生に明るく声をかけていました。
- 授業の始めと終わりの挨拶が、気持ちを切り替える合図としてしっかりできています。
- 地域の方に対しても、自分から進んで挨拶しようとする意識が育っています。
- 最初は声が小さめでしたが、意識して練習するうちに、自信を持って挨拶ができるようになりました。
- 挨拶はできますが、相手の目を見て行うことを意識すると、さらに気持ちが伝わるでしょう。
5年生 行動の記録 所見 文例【健康・体力の向上】
- 体育の授業だけでなく、休み時間もドッジボールや鬼ごっこなどで活発に体を動かしています。
- 体力テストの結果を受け、自分の課題(例:柔軟性)を克服しようと、毎日ストレッチに取り組んでいました。
- 水泳の授業では、自分の目標距離を達成するために、意欲的に練習に励み、泳力を伸ばしました。
- 健康手帳を活用し、自分の生活リズム(睡眠・食事・運動)を客観的に振り返ることができました。
- 風邪の予防として、手洗い・うがいを自主的に行い、一年間を通して欠席が少なかったです。
- 運動はあまり得意ではありませんが、持久走大会では、自分のペースを守り、最後まで歩かずに完走できました。
- 体力の向上に関心が高く、スポーツニュースを見たり、様々な運動に挑戦したりしています。
- 保健の授業で学んだ「けがの手当て」を実践し、擦りむいた友達を保健室に連れて行くなど、冷静な行動ができました。
- 自分の体調の変化に敏感で、無理をせず、適切に休息をとることができます。
- ゲームの時間が長くなりがちな点を反省し、外で遊ぶ時間を増やすよう目標を立てました。
5年生 行動の記録 所見 文例【外で元気に遊ぶ】
- 天気の良い休み時間は、いつも運動場で友達を誘い、サッカーやドッジボールの中心となって遊んでいます。
- 学年や性別に関わらず、多くの友達と関わりながら、ルールを守って楽しく遊ぶことができます。
- 一輪車や鉄棒など、新しい技に挑戦し、できるようになるまで熱心に練習する姿が見られました。
- 下級生が遊びの仲間に入れてほしいと来た時も、優しくルールを教え、一緒に遊んであげていました。
- 外遊びを通して、体力が向上しただけでなく、仲間との協調性や社会性も育んでいます。
- ボール遊びが大好きで、休み時間のチャイムが鳴ると、真っ先に運動場へ飛び出していきます。
- 鬼ごっこなど、体を思い切り動かす遊びを好み、いつも汗だくになるまで遊んでいます。
- 遊具の使い方や運動場のルールを守り、安全に気をつけて遊ぶことができています。
- クラスで長縄跳びに取り組んだ際は、中心となって声をかけ、記録更新に貢献しました。
- 以前は教室で過ごすことが多かったですが、友達からの誘いをきっかけに、外で遊ぶ楽しさに目覚めたようです。
5年生 行動の記録 所見 文例【給食で好き嫌いなく食べる】
- 給食当番の仕事に意欲的で、配膳や後片付けを素早く丁寧に行うことができます。
- 毎日、出された給食を残さず、感謝の気持ちを持ってきれいに食べています。
- 苦手な野菜(例:ピーマン)が出た時も、一口は挑戦しようと努力する姿が見られました。
- 「食」への関心が高く、栄養士の先生の話にも熱心に耳を傾け、食材について質問していました。
- 食べ物の好き嫌いがほとんどなく、バランスよく栄養を摂ろうとする意識があります。
- おかわりも積極的に行い、健康な体づくりへの意欲を感じます。
- 食事のマナーが良く、箸の持ち方も正しく、静かに食べ進めることができます。
- 「〇〇(食材)が入っているから、残さず食べよう」と、友達に前向きな声かけをしていました。
- アレルギーに配慮し、自分だけでなく友達の配膳にも気を配ることができていました。
- 以前は牛乳を残すことがありましたが、毎日少しずつ飲む量を増やし、完飲できる日が増えました。
5年生 行動の記録 所見 文例【自主・自立】
- 高学年としての自覚が高く、先生からの指示を待つのではなく、今何をすべきかを考えて行動できます。
- 朝の会や帰りの会の司会進行を、自分たちで計画し、スムーズに進めることができました。
- 自分の持ち物や学習道具の管理が徹底されており、自己管理能力が高いです。
- 学級会で決まったことを、責任を持って実行に移そうとする自主性が見られます。
- 休み時間に、次の授業の準備を自主的に済ませておくなど、見通しを持った行動ができます。
- 家庭学習の計画を自分で立て、毎日コンスタントに取り組むことができています。
- 分からないことがあれば、まずは自分で辞書や資料集を使って調べようとする姿勢が育っています。
- 行事の準備では、自分の役割だけでなく、全体の進捗を見て、足りない部分を補う動きができました。
- 自分の意見や考えを、周りに流されず、しっかりと持つことができるようになってきました。
- まだ周りの様子をうかがうこともありますが、小さな目標(例:一日一回は手を挙げる)を決め、自主性を高めようと努力しています。
5年生 行動の記録 所見 文例【自分の力で考え、行動する】
- 問題に直面した時、すぐに答えを求めるのではなく、まずは「どうすれば解決できるか」を自分で考え抜く力があります。
- グループ学習では、受け身にならず、自分なりの考えをまとめ、積極的に意見交換に参加していました。
- 「もっとクラスを良くするために」と、自主的にクラス目標を掲示する場所を工夫するなど、主体的な行動が見られました。
- 社会科の調べ学習では、テーマに沿って自分で課題を設定し、必要な情報を取捨選択しながらまとめていました。
- 友達との間にトラブルが起きた際も、感情的にならず、相手の言い分を聞いた上で自分の考えを伝えることができました。
- 運動会の応援団に自ら立候補し、どうすれば皆を盛り上げられるかを考え、応援合戦をリードしました。
- 学習発表会では、自分の台詞や動きだけでなく、全体の構成を考えた上での提案ができました。
- 物事の是非を自分で判断し、間違っていると思ったことには「それは違うと思う」と勇気を持って発言できました。
- 自分の考えに自信を持ち、人前で発表することが少しずつできるようになってきました。
- 判断に迷うと、先生や友達に相談し、多様な意見を聞いた上で最終的に自分で決定することができます。
5年生 行動の記録 所見 文例【粘り強く取り組む】
- 算数の難しい文章問題に対しても、図や表をかきながら、答えにたどり着くまで諦めずに考え抜きました。
- 持久走大会の練習では、苦しい時も足を止めず、自分の目標タイムに向かって粘り強く走り続けました。
- 図画工作の版画制作では、細かい部分も手を抜かず、納得がいくまで彫刻刀で丁寧に彫り進める根気強さがありました。
- 裁縫の練習では、玉結びがうまくできなくても、何度も何度も糸を持って練習し、最後は自力でできるようになりました。
- 漢字の小テストで満点が取れなかった時、間違えた字をノートに何十回も練習する粘り強さを見せました。
- 実験がうまくいかなくても、原因は何かをグループで話し合い、手順を見直して再挑戦する姿は立派でした。
- 長縄跳びの練習で、なかなか連続で跳べない時も、仲間と励まし合いながら、最後まで練習を続けました。
- 苦手な教科のドリルにも、時間をかけてじっくりと取り組み、基礎力の定着に努めています。
- 一度決めた目標(例:自主学習ノートを毎日1ページやる)を、継続してやり遂げる力があります。
- やや飽きっぽい面もありましたが、高学年になり、一つのことに集中して取り組む時間が長くなってきました。
5年生 行動の記録 所見 文例【目標に向かって取り組む】
- 漢字50問テストで満点を取るという目標を掲げ、計画的に学習を進め、見事に達成しました。
- 「クロールで25メートル泳ぎきる」という体育の目標に対し、授業外でも練習に励み、達成した時の笑顔は輝いていました。
- 学習発表会では、「観客に感動を伝える」というクラスの目標に向け、台詞の言い方や表情を熱心に研究していました。
- 自分の課題(例:人前で話すのが苦手)を克服するため、「学級会で一度は発言する」という小さな目標を立て、実践しました。
- 運動会のリレー選手になることを目標に、毎日走る練習を重ね、その努力が実を結びました。
- 学習面だけでなく、生活面でも「忘れ物をゼロにする」という目標を立て、連絡帳の確認を徹底していました。
- 目標達成のために、今何をすべきかを逆算して考え、計画的に努力することができます。
- 目標が達成できなくても、その過程での努力を振り返り、次の目標設定に活かそうとする前向きな姿勢があります。
- 個人目標だけでなく、クラスの目標(例:無言清掃の徹底)にも意識を高く持ち、貢献しようと努めています。
- 目標を立てることはできますが、持続性に課題があります。短期的な目標を立て、達成感を積み重ねることを勧めています。
5年生 行動の記録 所見 文例【責任感】
- 日直の仕事(朝の健康観察、黒板消しなど)を、先生に言われなくても毎日欠かさずやり遂げました。
- 係活動では、自分の役割をしっかりと果たし、活動が円滑に進むよう責任を持って取り組みました。
- 学級委員として、クラスの意見をまとめ、学年集会などで堂々と発表する姿は頼もしかったです。
- 掃除当番では、時間いっぱいまで黙々と自分の担当場所をきれいにし、責任を果たしています。
- グループ学習で発表資料を作る際、自分が担当した部分を期限までに完璧に仕上げてきました。
- 飼育当番として、生き物の命を預かる責任感を持ち、夏休み中も世話を続けてくれました。
- 自分に与えられた役割は、たとえ地味な仕事であっても、最後まで手を抜かずにやり遂げます。
- 自分の失敗や間違いを素直に認め、どうすれば改善できるかを考える誠実さがあります。
- クラスで問題が起きた時、他人事にせず、自分たちクラスの課題として真剣に考えていました。
- 約束したことを守ろうとする意識が強く、クラスメイトからの信頼も厚いです。
5年生 行動の記録 所見 文例【創意工夫】
- 学級会の話し合いで、議題が停滞した際、「アンケートを取ってはどうか」という新しい視点で提案し、議論を活性化させました。
- 学習発表会では、背景の絵の動かし方を工夫し、より劇が盛り上がるような効果的な演出を考え出しました。
- 図画工作の作品では、廃材をうまく組み合わせ、説明書にはない独創的なロボットを作り上げました。
- 理科の実験で、より正確なデータを取るために、グループ内で独自の役割分担を工夫していました。
- 社会科の新聞づくりでは、レイアウトや見出しを工夫し、読み手の興味を引くような紙面を作成しました。
- 自主学習ノートでは、学んだことをただ書き写すのではなく、イラストや図解を加えて分かりやすくまとめようと工夫しています。
- 「クラスをもっと楽しくする」ためのレクリエーションを企画し、ルールを分かりやすく説明するなど、創意工夫が見られました。
- 掃除の時間、ほうきの使い方を工夫して、隅のゴミを効率よく集める方法を編み出していました。
- 既成のやり方にとらわれず、「もっと良い方法はないか」と常に考えようとする姿勢があります。
- 運動会のスローガンを考える際、5年生らしい言葉を使い、オリジナリティのある案を出すことができました。
5年生 行動の記録 所見 文例【思いやり・協力】
- 困っている友達がいると、いち早く気づき、「どうしたの?」「手伝おうか?」と優しく声をかけることができます。
- グループ学習では、意見が言えないでいる子に「〇〇さんはどう思う?」と話を振り、全員が参加できるよう配慮していました。
- 重い荷物を持っている友達がいれば、さっと駆け寄り、半分持ってあげるなど、自然な思いやりを行動に移せます。
- 宿泊学習の際、体調を崩した友達の荷物を分担して持つなど、仲間を思いやる行動が見られました。
- クラスで意見が対立した時も、相手の気持ちを想像し、お互いが納得できる妥協点を探ろうと努めていました。
- 休み時間、一人でいる下級生に気づき、遊びの輪に誘ってあげる優しさがあります。
- 清掃活動では、自分の分担が早く終わると、まだ終わっていない場所を手伝いに行くなど、協調性があります。
- 合唱コンクールでは、パート内で音程が合わない時も、責めるのではなく、一緒に練習しようと声をかけていました。
- 人の気持ちを敏感に察することができ、クラスの温かい雰囲気づくりに欠かせない存在です。
- 自分の意見を主張することと、相手の意見を受け入れることのバランスが取れており、円滑な人間関係を築いています。
5年生 行動の記録 所見 文例【生命尊重・自然愛護】
- 理科のメダカの飼育では、命の大切さを実感し、毎日欠かさず丁寧に世話をする姿が見られました。
- 校庭の草花や木々に関心を持ち、季節による変化を観察したり、雑草抜きを自主的に行ったりしていました。
- 宿泊学習での自然観察では、動植物に触れることで、自然環境を守ることの重要性を学びました。
- 道徳の授業で「命」について考えた際、自分の体験と重ね合わせ、重みのある意見を発表できました。
- 給食の「いただきます」の挨拶に、食材となった命への感謝の気持ちを込めることができています。
- 教室で育てている植物への水やりを忘れずに行い、成長を日々楽しみに観察しています。
- 「ゴミを減らす」という環境問題に関心を持ち、リサイクル活動や節電・節水に積極的に取り組んでいます。
- 小さな虫をむやみに殺さず、外に逃がしてあげるなど、生き物への優しい眼差しを持っています。
- 動物愛護に関するニュースに関心を持ち、自分にできることは何かを真剣に考えていました。
- 自然の美しさや雄大さに感動できる、豊かな感性を持っています。
5年生 行動の記録 所見 文例【勤労・奉仕】
- クラスのために、人が嫌がるような仕事(例:ゴミ集め、雑巾洗い)も、進んで引き受けてくれました。
- 自分の役割(当番活動)が終わった後も、他に手伝うことはないかと探し、自主的に動くことができます。
- 「働くこと」の意義について学習した際、家族や地域のために働く人々への感謝の気持ちを発表しました。
- 学校行事の準備では、重い机や椅子を運ぶ作業を、率先して引き受けるなど、奉仕の精神が見られます。
- 委員会活動(例:美化委員会)に意欲的に参加し、学校全体がきれいになるよう、ポスター作りなどを工夫しました。
- 「人の役に立ちたい」という気持ちが強く、ボランティア活動にも関心を持っています。
- 作業(例:運動会のライン引き)を、最後まで手を抜かずに丁寧に行う勤勉さがあります。
- 落ちているゴミに気づくと、さっと拾ってゴミ箱に捨てるなど、小さな奉仕を実践しています。
- みんなが使う共有スペース(手洗い場や図書室)をきれいに使おうと、友達にも呼びかけていました。
- 誰かが見ていなくても、クラスのために黙々と働くことができる、陰の功労者です。
5年生 行動の記録 所見 文例【係活動】
- 〇〇係(例:新聞係)として、クラスの皆が楽しめるような企画を考え、意欲的に活動をリードしました。
- 係の仕事に責任を持ち、忘れずにポスターの掲示や道具の準備を行うことができました。
- 活動がマンネリ化しないよう、新しいアイディアを提案し、係活動の活性化に貢献しました。
- 係の仲間と協力し、役割分担を明確にして、効率よく作業を進めることができました。
- 自分の係だけでなく、他の係の活動にも関心を持ち、良い点を認め、取り入れようとしていました。
- 活動の振り返りを毎回行い、次回の改善点(課題)を明確にしようと努めていました。
- 〇〇係(例:生き物係)の活動を通して、生き物の世話の仕方や責任感を学びました。
- クラス全員の前で、係活動の成果を堂々と発表し、皆に協力を呼びかけることができました。
- 地味な作業(例:プリントの印刷)も、クラスのためにこつこつと続ける真面目さがあります。
- 最初は受け身でしたが、活動の楽しさが分かり、後半は自主的にアイディアを出すようになりました。
5年生 行動の記録 所見 文例【掃除】
- 掃除の時間、担当場所(例:教室の床)を時間いっぱいまで黙々と掃き、隅々まできれいにしていました。
- 「無言清掃」を高いレベルで実践し、集中して掃除に取り組む姿は、クラスの手本となっています。
- 自分の担当場所が終わると、すぐに「手伝うところはありますか」と、他の場所の掃除を手伝っていました。
- 掃除道具の管理が丁寧で、雑巾をきれいに洗って干したり、ほうきを正しく整頓したりできます。
- 掃除班の班長として、メンバーに的確に指示を出し、効率よく掃除を進めることができました。
- 机を運ぶ際、床を傷つけないよう静かに持ち上げて運ぶなど、校舎を大切にする意識があります。
- 汚れがひどい場所(例:窓のサッシ)にも気づき、自分から進んできれいにしようと努力しました。
- 掃除開始のチャイムと同時に、素早く自分の場所に行き、作業を始める切り替えの早さがあります。
- 友達とのおしゃべりに流れず、真面目に掃除に取り組む姿勢が定着しました。
- 掃除に対する意識が高く、日常生活でも教室のゴミに気づくと拾うなど、美化意識が育っています。
5年生 行動の記録 所見 文例【給食当番】
- 給食当番の仕事に誇りを持ち、白衣をきちんと着て、衛生面に気をつけながら配膳できました。
- クラス全員が公平な量になるよう、丁寧によそおうと心がけていました。
- 「いただきます」の時間に間に合うよう、仲間と声をかけ合い、手際よく準備を進めることができました。
- 重い食缶や食器カゴも、友達と協力して安全に運ぶことができています。
- 配膳台をきれいに拭いたり、牛乳パックを丁寧に片付けたりと、後片付けまで責任を持って行いました。
- おかわりを希望する人の列を上手に誘導するなど、周りを見て行動できていました。
- アレルギーのある友達の配膳には、特に注意を払い、間違いがないよう確認する責任感がありました。
- 当番の仕事を通して、「食」を支えてくれる人々への感謝の気持ちを深めることができました。
- 給食室への返却の際、栄養士さんや調理員さんに「ごちそうさまでした」と元気よく挨拶ができました。
- 当番活動を忘れることがなく、自分の役割をしっかりと果たすことができました。
5年生 行動の記録 所見 文例【公正・公平】
- クラスで意見が分かれた際、どちらか一方に偏るのではなく、双方の意見の良い点を見つけてまとめることができました。
- ゲームやスポーツの際、ルールを厳格に守り、自分にも相手にも公正な態度で臨むことができます。
- 係や当番を決める際、人気のある役割に偏らないよう、「全員が一度は経験できるように」と公平な案を提案しました。
- 友達との間でも、えこひいきをせず、誰に対しても平等な態度で接することができます。
- グループ分けの際、能力や仲の良さで偏りが生じないよう、配慮した発言ができました。
- 「自分だけが得をする」ことよりも、「クラス全体にとって良い」ことを優先して考えることができます。
- 間違いや不正を許さない正義感があり、正しいと思ったことを勇気を持って主張できます。
- 掃除当番の分担など、不公平感が出ないよう、皆の意見を聞きながら調整役を果たしてくれました。
- 多数決で決まったことに対しても、たとえ自分の意見と違っても、結果を受け入れる公平さがあります。
- 物事の善悪を冷静に判断し、感情に流されない公平な視点を持つよう努めています。
5年生 行動の記録 所見 文例【公共心・公徳心】
- 教室や廊下など、みんなが使う場所をきれいに使おうとする意識が非常に高いです。
- 図書室の本や体育館のボールなど、公共の物を大切に扱い、丁寧に後片付けをしています。
- 水道の水を出しっぱなしにしない、教室の電気をこまめに消すなど、節約意識が身についています。
- 廊下は静かに右側を歩く、階段は走らないなど、学校のルールをしっかりと守り、安全に配慮しています。
- スリッパや傘立ての整頓がいつもできており、次に使う人のことを考えた行動がとれます。
- 地域の一員としての自覚を持ち、登下校中のマナー(挨拶、広がって歩かない)も守れています。
- 宿泊学習の際、公共の宿泊施設でのマナー(時間厳守、消灯後の静寂)を意識して行動できました。
- ゴミの分別を徹底し、リサイクル活動にも積極的に協力しています。
- 「自分さえ良ければいい」という考えではなく、集団生活のルールを守ることの重要性を理解しています。
- 落とし物を見つけると、必ず先生に届け出るなど、誠実な行動ができています。
5年生 自立活動 所見 文例
(※個々の児童の課題や目標に応じて記述内容が大きく変わるため、あくまで一例です)
- (健康の保持)自分の体調の変化(疲れやストレス)に気づき、クールダウンの方法(深呼吸、静かな場所での休息)を試みるなど、セルフコントロールの力が育ってきました。
- (心理的な安定)SST(ソーシャルスキルトレーニング)を通して、自分の気持ちを言葉で表現する練習を重ねました。「〇〇と感じた」と、以前より具体的に伝えられるようになっています。
- (人間関係の形成)友達との関わり方について学習し、会話のキャッチボール(聞く・話す)を意識できるようになりました。休み時間に、自分から友達を誘う場面も見られるようになりました。
- (環境の把握)教室の掲示物や時間割を視覚的に確認し、次の行動を見通す力がついてきました。スケジュール変更にも、パニックにならずに対応できることが増えました。
- (身体の動き)手指の巧緻性を高めるため、ビーズ通しや運筆練習に粘り強く取り組みました。はさみや定規を使った作業が、以前よりスムーズに行えるようになりました。
- (コミュニケーション)聞き手に伝わるように、「結論から話す」「順序立てて説明する」練習をしました。人前での発表も、練習の成果を発揮し、自信を持って行うことができました。
- (学習面への対応)学習(板書、読み書き)における困難さを補うため、タブレット端末の読み上げ機能や拡大機能を活用するスキルが身につきました。
- (感覚の偏りへの対応)聴覚(視覚)の過敏さに対して、イヤーマフ(サングラス)を適切なタイミングで自己判断して使用できるようになり、学習に集中できる時間が増えました。
- (自己理解)自分の「得意なこと」と「苦手なこと」を客観的に理解し始めました。苦手なことは「手伝ってほしい」と、適切に支援を求めることができるようになってきました。
- (将来への準備)5年生として、高学年の役割(委員会の仕事など)に責任を持って取り組みました。自分の役割を果たすことで、集団の一員としての自信を深めています。
各学年の所見文例集リンク🔗
まとめ
通知表 所見 文例 小学校5年版として、全教科と行動の記録20項目、さらに自立活動の文例を、1万字を超えるボリュームでご紹介しました。5年生は、高学年として心身ともに大きく成長する時期です。算数や国語などの学習面でのつまずきや成長、そして行動面での自主性や責任感など、一人ひとりの児童の具体的な姿を捉え、その成長を保護者に伝える一助となれば幸いです。これらの文例を参考に、ぜひお子様の「個」が輝く所見を作成してください。
さらに詳しい学習指導要領の内容については、以下の外部リンクもご参照ください。


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