※本記事にはプロモーションを含みます。
「教員しか経験していないけれど、職務経歴書には何を書けばいいのだろう」
「担任、校務分掌、学年主任……学校では通じるけれど、民間企業にも伝わるのだろうか」
「履歴書には勤務校を書けた。でも職務経歴書になると手が止まってしまう」
教員から転職するとき、職務経歴書は特に書きにくい書類の一つです。
理由は単純で、学校では日常的に行っている仕事でも、学校の外では仕事内容が伝わりにくいからです。
たとえば、
- 学級担任
- 校務分掌
- 学年主任
- 生徒指導
- 特別支援学級担任
とだけ書いても、学校経験のない採用担当者には、あなたが実際に何をしてきたのか十分に伝わらない場合があります。
教員の職務経歴書で大切なのは、「学校での肩書」を並べることではありません。
その仕事の中で、何を担当し、どう工夫し、どんな力を使ってきたのかまで分解することです。
この記事では、公立学校教員のモデルケースを使いながら、職務要約、仕事内容、活かせる経験・スキル、自己PRまで順番に解説します。
- 結論|教員の職務経歴書は「何を担当したか」だけでは伝わらない
- 履歴書と職務経歴書は何が違う?
- 教員の職務経歴書は基本6項目で作る
- 【完成例】公立小学校教員の職務経歴書
- 教員の職務要約はどう書く?3つのポイント
- 教員の「仕事内容」は職務経歴書にどう書く?
- 【一覧表】教員用語を企業にも伝わる職務内容へ変換する
- 「活かせる経験・スキル」には何を書く?
- 教員の実績は「数字を作る」のではなく事実を具体化する
- 職務経歴書の自己PR欄はどう書く?
- 同じ職務経歴でも、応募先によって強調する部分を変える
- 40代・教員経験が長い人は「全部書こう」としない
- 教員の職務経歴書で避けたい7つのNG
- 自分一人では職務経歴書に何を残せばいいか分からないときは?
- 教員の職務経歴書についてよくある質問
- まとめ|教員の職務経歴書は「学校の仕事を分解する」と書きやすくなる
結論|教員の職務経歴書は「何を担当したか」だけでは伝わらない
教員の職務経歴書を書くときは、次の4段階で考えると整理しやすくなります。
① 何を担当したか
↓
② その中で具体的に何をしたか
↓
③ どんな力を使ったか
↓
④ 応募先の仕事でどう活かせるか

たとえば「学校行事担当」なら、職務経歴書では、
- 実施日から逆算したスケジュール作成
- 必要業務の洗い出し
- 複数職員の役割調整
- 資料作成
- 進捗確認
- 当日の運営
- 終了後の振り返り・改善
まで分解できます。
すると、単なる「行事担当」ではなく、計画・関係者調整・進行管理・改善といった仕事上の力が見えてきます。
履歴書と職務経歴書は何が違う?
転職活動では、履歴書と職務経歴書の両方を求められることがあります。
| 書類 | 主な役割 |
|---|---|
| 履歴書 | 氏名、学歴、職歴、資格などの基本情報を確認する |
| 職務経歴書 | どんな仕事をしてきて、何ができる人なのかを伝える |
教員の場合、履歴書には勤務した自治体や学校、在職期間などを書けます。
一方、職務経歴書では、
「その学校で何をしてきたのか」
をもう一段詳しく伝える必要があります。
教員の職務経歴書は基本6項目で作る
教員から民間企業などへ転職する場合、まずは次の6項目を基本形にすると作りやすくなります。
- 日付・氏名
- 職務要約
- 職務経歴・主な仕事内容
- 活かせる経験・スキル
- 資格・免許・PCスキル
- 自己PR

必ずこの順番でなければいけないわけではありません。
ただ、教員から初めて民間転職をする場合は、「職務要約→具体的な仕事内容→活かせる力→自己PR」という流れにすると、採用担当者が経歴を理解しやすくなります。
【完成例】公立小学校教員の職務経歴書
まず、完成形のイメージを見てみましょう。
※以下は書き方を説明するために作成した架空のモデルケースです。実在する人物の職務経歴書ではありません。
20XX年○月○日
氏名 ○○ ○○
職務経歴書
【職務要約】
大学卒業後、○○県の公立小学校教員として12年間勤務してきました。 1年生から6年生までの学級担任を経験し、教科指導、学級運営、保護者対応、学校行事、校務分掌などを担当しました。 また、学年内や関係職員との情報共有・調整を行いながら、児童一人ひとりの実態に応じた指導・支援に取り組んできました。 これまでの経験を通して、相手に合わせて分かりやすく説明する力、関係者と調整しながら業務を進める力、課題を整理して改善する力を培ってきました。
【職務経歴】
20XX年4月〜現在 ○○県公立小学校教員
主な担当業務
- 小学校1〜6年生の学級担任
- 教科・領域の授業設計および指導
- 児童の学習・生活面の状況把握と個別対応
- 保護者面談、電話連絡、情報共有
- 学年職員・管理職・関係職員との情報共有・調整
- 学校行事の企画・準備・役割調整・当日運営
- 校務分掌における年間計画、資料作成、進行管理
- 教育実習生・若手教員への助言・支援
主な取り組み
- 児童の理解状況に応じて教材や説明方法を調整し、授業後の反応をもとに継続的に授業改善を実施
- 保護者対応では、要望や不安を丁寧に聞き取り、学校内の関係者と情報共有したうえで対応方針を整理
- 学校行事では、実施日から逆算して必要業務と役割を整理し、複数の担当者と進捗を確認しながら準備を実施
【活かせる経験・スキル】
- 相手の理解度に合わせた説明・プレゼンテーション
- ヒアリング・ニーズ把握
- 複数の関係者との情報共有・調整
- 計画作成・進行管理
- 課題分析・改善
- 文書・資料作成
【資格・免許】
- 小学校教諭一種免許状
- 普通自動車第一種運転免許
【PCスキル】
- Word:文書・資料作成
- Excel:表作成、基本的な関数を用いた集計
- PowerPoint:授業・研修資料の作成
- Google Workspace:文書共有、共同編集等
【自己PR】
私の強みは、相手の状況を把握し、必要な情報を整理して分かりやすく伝える力です。 教員として、児童への授業だけでなく、保護者面談や校内の情報共有など、立場や知識の異なる相手へ説明する場面を多く経験してきました。 その際には、一方的に説明するのではなく、相手が何に困っているのかを確認したうえで、情報量や説明する順番を調整することを意識してきました。 これまで培った説明力と課題把握力を、貴社でも顧客や関係者とのコミュニケーションに活かしたいと考えています。
完成例を見ると、特別な「すごい実績」が並んでいるわけではありません。
重要なのは、教員として日常的に行ってきた仕事を、学校外の人にも分かる形まで具体化していることです。
無料ダウンロード
教員向け職務経歴書テンプレート+記入済みサンプルを無料配布
「完成形は分かったけれど、ゼロからWordで作るのは大変」という方が、 この記事を読みながら実際に書き始められるように、 編集できるWordテンプレートと記入済みPDFサンプルを用意しました。
登録不要・無料でダウンロードできます
① 教員向け職務経歴書 Wordテンプレート
職務要約・職務経歴・活かせる経験やスキル・資格・PCスキル・自己PRまで入力できるテンプレートです。 ご自身の経歴に合わせて書き換えて使用してください。
② 記入済み職務経歴書 PDFサンプル
公立小学校教員として勤務した架空のモデルケースを使い、 「実際にどこへ何を書くのか」を確認できる完成サンプルです。 Wordテンプレートと見比べながら作成できます。
※PDFサンプルは、書き方を説明するために作成した架空の人物・経歴です。
※応募先によって求められる形式や記載内容は異なります。募集要項を確認し、ご自身の経験と応募先に合わせて調整してください。
まずはテンプレートを手元に置き、ここから解説する各項目を一つずつ埋めていくと、職務経歴書を作りやすくなります。
教員の職務要約はどう書く?3つのポイント
職務要約は、職務経歴書の冒頭に置く短いまとめです。
採用担当者が最初に読んだとき、
「この人は何をしてきた人なのか」
がすぐ分かるようにします。
① 教員経験年数・勤務先の種類を書く
たとえば、
「大学卒業後、公立小学校教員として12年間勤務」
のように、まず経歴の全体像を示します。
② 主な担当業務を書く
すべてを書く必要はありません。
代表的なものを、
- 学級担任
- 教科指導
- 保護者対応
- 校務分掌
- 学年運営
などから選びます。
③ 応募先につながる経験を最後に入れる
最後に、自分が培ってきた力を短く入れます。
職務要約の基本型
○○学校教員として○年間勤務。○○、○○、○○を担当してきました。 これまでの経験を通して、○○力、○○力、○○力を培ってきました。
長い志望動機を書く場所ではありません。
まずは経歴全体を簡潔に伝えることを優先します。
教員の「仕事内容」は職務経歴書にどう書く?
ここからは、教員の代表的な仕事内容を職務経歴書へどう書けばよいか整理します。
学級担任
△ 学級担任を担当
だけでは、仕事内容がほとんど伝わりません。
実際には、
- 児童の学習・生活状況の把握
- 学級運営
- 保護者対応
- 学年職員との情報共有
- 個々に応じた指導・支援
などを行っています。
授業・教科指導
「国語・算数を指導」と書くだけではなく、
- 学習目標に基づいた授業設計
- 教材・資料作成
- 相手の理解度に合わせた説明
- 学習状況の確認
- 授業後の評価・改善
まで分解できます。
保護者対応
保護者面談や電話連絡では、単に連絡を取っていたわけではありません。
- 要望・不安の聞き取り
- 事実情報の整理
- 学校としての対応方針の説明
- 管理職・関係職員との情報共有
- 継続的な関係構築
といった力を使っています。
校務分掌
「○○主任」「○○部」と役職名だけを書くより、
- 年間計画作成
- 必要業務の整理
- 関係職員との役割調整
- 資料作成
- 進捗管理
- 実施後の振り返り
と仕事内容まで記載すると伝わりやすくなります。
学校行事
学校行事は、企業の仕事と同一ではありませんが、仕事の進め方には共通する部分があります。
- 目的の確認
- スケジュール作成
- 役割分担
- 関係者調整
- 当日運営
- 振り返り・改善
学年主任・学年運営
「学年主任」と書くだけではなく、
- 学年内の情報共有
- 行事・学習予定の調整
- 複数職員との役割調整
- 管理職との連絡・共有
- 若手職員への助言
など、自分が実際に担った内容を記載します。
若手教員・教育実習生への支援
経験がある場合は、
- 授業・学級運営についての助言
- 困りごとの聞き取り
- 実践後の振り返り
- 相手の経験に応じた支援
など、人材育成につながる経験として整理できます。
ICT活用
端末やクラウドサービスを使った経験は、具体的なツール名と何に使ったかを記載します。
たとえば、
- Google Workspaceを用いた共同編集・資料共有
- 表計算ソフトによる情報整理
- プレゼンテーションソフトによる授業・研修資料作成
などです。
特別支援教育
特別支援教育は、SpecialEducationJourneyだからこそ丁寧に扱いたい部分です。
単に、
「特別支援学級担任を担当」
と書くだけでは、どんな仕事をしていたのか分かりません。
- 児童の実態・困り感の把握
- 学習・生活上の課題の整理
- 個別の支援方法の検討
- 教材・環境の調整
- 支援の実施
- 児童の反応の確認
- 支援方法の見直し
- 保護者・通常学級担任・関係職員との情報共有
まで分解できます。
ここから、観察、ニーズ把握、課題分析、個別対応、関係者連携、改善といった力が見えてきます。
【一覧表】教員用語を企業にも伝わる職務内容へ変換する
| 学校での業務 | 実際にしていたこと | 見えてくる力 |
|---|---|---|
| 学級担任 | 児童把握、学級運営、保護者対応、個別支援 | 状況把握、関係調整、個別対応 |
| 授業 | 内容設計、教材作成、説明、理解度確認、改善 | 企画、説明、分析、改善 |
| 保護者対応 | 聞き取り、情報整理、説明、校内共有 | 傾聴、ニーズ把握、調整 |
| 校務分掌 | 計画、役割分担、資料作成、進捗確認 | 進行管理、調整、文書作成 |
| 学校行事 | 企画、準備、関係者調整、当日運営 | 計画、プロジェクト進行 |
| 学年主任 | 複数職員との共有・調整、若手支援 | 関係者調整、育成 |
| 特別支援教育 | 実態把握、支援設計、実施、評価、連携 | 課題分析、個別対応、改善 |

ポイントは、学校用語を無理にビジネス用語へ置き換えることではありません。
仕事内容を分解した結果として、企業でも使われる能力が見えてくる、という順番です。
「活かせる経験・スキル」には何を書く?
職務経歴書では、主な経験をまとめて「活かせる経験・スキル」として記載できます。
- 相手に合わせた説明
- ヒアリング・ニーズ把握
- 関係者調整
- 課題分析
- 計画・進行管理
- 改善
- 人材育成
- 資料・文書作成
- ICT活用
ただし、全部を書く必要はありません。
応募する仕事に関係するものを優先します。
自分の教員経験からどんな強みを見つけられるか詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
▶ 教員が転職で活かせる強み12選|民間企業に伝わるスキルと言い換え例
教員の実績は「数字を作る」のではなく事実を具体化する
職務経歴書について調べると、
「実績を数字で書きましょう」
と言われることがあります。
数字は具体性を高めるため、事実として確認できるものなら有効です。
- 教員経験年数
- 担当学年
- 担当人数
- 担当期間
- 研修回数
- 行事の規模
- 関係した職員数
- 実際に測定した時間短縮
などは使えます。
一方、記録していないのに、
「児童の学力を30%向上させた」
「保護者満足度を90%にした」
などの数字を後から作るべきではありません。
数字がない場合は、「課題→自分の行動→その後の変化」を具体的に書けば十分です。
職務経歴書の自己PR欄はどう書く?
自己PRでは、職務経歴で書いた事実の中から、応募先に特に伝えたい強みを一つ選びます。
基本は、
- 強み
- 具体的な経験
- 課題
- 自分の行動
- 結果・変化
- 応募先でどう活かすか
の流れです。
自己PR例文は別記事で詳しく紹介しています。
▶ 教員の転職で使える自己PR例文7選|民間企業に伝わる書き方
同じ職務経歴でも、応募先によって強調する部分を変える
職務経歴書で特に重要なのが、応募先に合わせて見せる部分を変えることです。
過去の事実を変えるわけではありません。
同じ経験の中から、応募先の仕事と関係する部分を前に出します。
| 教員経験 | EdTech | カスタマーサクセス | 人材・キャリア支援 |
|---|---|---|---|
| 授業 | 学校現場理解、説明、教材・サービス理解 | 分かりやすい説明、利用支援 | 研修、育成、情報整理 |
| 保護者対応 | 学校・保護者ニーズの理解 | 課題把握、継続支援 | 傾聴、希望整理、面談 |
| 校務分掌 | 学校組織の理解、導入時の調整 | 関係者調整、進行管理 | 組織内調整 |
| 特別支援教育 | 個別ニーズ・学校現場への理解 | 個別支援、課題分析、改善 | 傾聴、伴走、支援 |

たとえばEdTechへ応募するなら、教員としての学校現場理解そのものに価値がある場合があります。
一方、カスタマーサクセスなら「学校にいたこと」より、相手の課題を聞き、関係者と連携して継続的に支援した経験を強く出した方が仕事内容につながります。
経歴を書き換えるのではなく、同じ事実の中から「応募先に関係する部分」を前に出す。
まだどの仕事へ応募するか決めていない方は、まず転職先候補を整理してみてください。
▶ 教員の転職先は?経験を活かせる仕事15選と後悔しない選び方
40代・教員経験が長い人は「全部書こう」としない
教員経験が15年、20年と長くなると、職務経歴書に書ける経験も増えます。
しかし、
経験したことを全部詳しく書けばよいわけではありません。
優先したいのは、
- 応募先に関係する経験
- 最近の経験
- 役割が大きかった経験
- 自分の強みを示しやすい経験
です。
たとえば教員歴20年なら、「20年間のすべての担任歴」を一つずつ説明するより、
- 担任経験の幅
- 学年主任
- 校務分掌
- 研修
- 若手育成
- 特別支援
など、現在の能力が伝わる経験を整理する方が読みやすくなります。
40代の転職では年収・家計なども含めて考える必要があります。こちらの記事で詳しく整理しています。
▶ 40代教員の転職は遅い?未経験転職の現実・年収・転職先と準備
教員の職務経歴書で避けたい7つのNG
- 学校用語・役職名だけで書く
- 担当した業務を羅列するだけ
- 「自分が何をしたか」が書かれていない
- 記録していない数字を作る
- 教員経験を過剰にビジネス用語へ置き換える
- 応募先が違っても全く同じ職務経歴書を使う
- 履歴書・職務経歴書・面接で内容が食い違う

「児童30人をマネジメント」は避ける
前回の自己PR記事でも触れましたが、学級担任を、
「30人の部下をマネジメントした」
などと表現する必要はありません。
児童生徒と会社の部下は同じではありません。
実際に行った、
- 集団の状況把握
- 個別対応
- 人間関係の調整
- 環境づくり
と書いた方が、誇張せず具体的に伝わります。
自分一人では職務経歴書に何を残せばいいか分からないときは?
教員経験が長いほど、書ける経験が多くなります。
そのため、
- どの経験を残すべきか分からない
- 自分の強みが分からない
- 教員経験が応募先でどう見られるのか分からない
- そもそも転職先が決まっていない
という状態になることがあります。
その場合は、職務経歴書を書く前の段階に戻って整理します。
| 止まっているところ | 先にやること |
|---|---|
| 強みが分からない | 教員の強みを棚卸しする |
| 転職先が分からない | 転職先候補を3つまで絞る |
| 自己PRにできない | 自己PRの作り方を確認する |
| 一人では整理できない | 相談先を比較する |
PR
「教員経験のどこを次の仕事につなげればいいか分からない」という先生へ
職務経歴書を書く前に、 これまでの経験・強み・今後の働き方 を整理することが必要な場合があります。
教員向けキャリア相談のクジラボも、教員のキャリアを整理する相談先の一つです。
※最新のサービス内容・相談条件はリンク先をご確認ください。
教員の職務経歴書についてよくある質問
教員の職務経歴書は何枚くらいにまとめればいいですか?
応募先から指定がある場合は、その指定に従います。
指定がない場合でも、経験したことをすべて書くのではなく、応募先に関係する内容を優先して読みやすく整理しましょう。
勤務した学校名はどこまで書けばいいですか?
勤務先、在職期間、職種などの基本情報を整理し、その下に主な担当業務を書く方法があります。
異動が多い場合は、同じ自治体での勤務をどの程度まとめるかを、読みやすさと応募先との関連性を見ながら調整します。
担任した学年は全部書くべきですか?
必ずしも毎年度を細かく並べる必要はありません。
「1〜6年生の担任を経験」のようにまとめたうえで、応募先に関係する特徴的な経験を詳しく書く方法があります。
教員の実績が思いつきません
売上や契約件数のような数字だけが実績ではありません。
どんな課題があり、何を考え、どう行動し、その後何が変わったのかを整理してください。
校務分掌は職務経歴書に書いた方がいいですか?
応募先に関係する経験が含まれている場合は、書く価値があります。
分掌名だけでなく、計画、資料作成、関係者調整、進行管理など、自分が実際に行った仕事内容を書きます。
特別支援学級の経験はどう書けばいいですか?
「特別支援学級担任」だけでなく、実態把握、支援計画、教材・環境調整、保護者・関係職員との連携、支援後の評価・改善などへ分解すると伝わりやすくなります。
職務経歴書と面接で同じことを話してもいいですか?
問題ありません。
むしろ、職務経歴書に書いた経験について面接で詳しく聞かれても説明できるようにしておくことが重要です。
教員経験しかなくても民間向けの職務経歴書は作れますか?
作れます。
ただし、教員経験をそのまま並べるのではなく、応募先の仕事内容と照らし合わせながら、活かせる経験と新たに必要な能力を整理することが大切です。
まとめ|教員の職務経歴書は「学校の仕事を分解する」と書きやすくなる
教員から初めて転職すると、職務経歴書に何を書けばいいのか分からなくなることがあります。
しかし、学校で行ってきた仕事を一つずつ分解すると、書く材料は見えてきます。
- 授業
- 担任
- 保護者対応
- 校務分掌
- 学校行事
- 学年運営
- 若手育成
- ICT活用
- 特別支援教育
これらを、
何を担当したか
↓
具体的に何をしたか
↓
どんな力を使ったか
↓
応募先でどう活かせるか
の順番で整理してみてください。
教員用語を無理にビジネス用語へ変える必要はありません。
自分が本当にしてきた仕事を、学校外の人にも伝わるところまで具体化する。
それが、教員の職務経歴書を作る一番大切なポイントです。
これから職務経歴書を作る方へ
PR
「教員しかしていない自分の経歴を、どう伝えればいいか分からない」という方へ
職務経歴書を作る前に、 自分の経験を棚卸しし、どんな仕事へつなげたいのか を整理すると書きやすくなります。
※最新のサービス内容・相談条件はリンク先をご確認ください。
次に読みたい記事
自分の強みがまだ分からない方へ
自己PRの例文を詳しく見たい方へ
教員からの転職先を比較したい方へ
民間転職の難しさを知りたい方へ
誰に相談すればいいか迷っている方へ
クジラボについて詳しく確認したい方へ







コメント