【SST教材】発達障害のある子にぴったりの50枚のマッチングワークDL付

自立活動•SST

発達障害のあるお子さんへの支援において、SST(ソーシャルスキルトレーニング)は欠かせない活動の一つです。しかし、「市販のプリントでは集中が続かない」「一度書いたら終わりでもったいない」と感じたことはありませんか?

本記事では、小学校の特別支援学級や特別支援学校で実際に活用され、多くの子どもたちが夢中になった「自立活動の視点に基づくSST教材」をご紹介します。この教材は、単なる「書く」プリントではなく、マジックテープで「貼って剥がせる」身体性を伴うワークブックです。

まずは、こちらの教材を実際に使用している様子の動画をご覧ください。

教材の使用シーン動画

※動画では、子どもがマジックテープの音を楽しみながら、 自分の気持ちにぴったりのカードを選んで貼る様子が確認できます。

この記事を読むと、以下のことがわかります。

  • SSTは発達障害の支援に「身体性(貼る動作)」がなぜ効果的なのか
  • 発達障害のある子がSSTをゲーム感覚で取り組めるマジックテープ式教材のメリット
  • SSTで発達障害のある子供の自己理解を促す「自立活動」に基づいた指導法
  • SSTは、プリント学習の概念を覆す、繰り返し使えるワークブックの作り方
  • 今すぐ試せる!教材の無料サンプル2枚のダウンロード

発達障害の支援に「貼って剥がせる」SST教材が選ばれる理由

発達障害(自閉スペクトラム症、ADHDなど)のある子どもたちにとって、目に見えない「感情」や「対人ルール」を理解するのは非常に難しい課題です。

従来のSSTのプリントの多くは、鉛筆で書き込む形式でした。しかし、書字に苦手さがある子にとっては、書くこと自体がストレスになり、本来の目的である「スキルの習得」に集中できないことがあります。

本教材は、全ての工程を「カードを選んで、マジックテープで貼る」という動作に置き換えました。この「バリバリッ」というマジックテープ特有の感触と音が、脳への心地よい刺激(感覚フィードバック)となり、SSTをゲームのような感覚で、自発的な学習を促します。

また、ラミネート加工を施すことで、何度でもやり直しが可能です。失敗を恐れず、「こっちかな?やっぱりあっちかな?」と試行錯誤できる環境が、子どもの自己肯定感を高めます。


発達障害のある子がSSTをゲーム感覚で学べる!教材の魅力と「自立活動」のねらい

この教材は、特別支援教育の根幹である「自立活動」の6区分27項目に密接に関連して設計されています。単なるマナー学習ではなく、子どもの内面的な育ちをサポートします。

教材の構成と身につく力

全50枚のワークは、大きく分けて以下の3つのカテゴリで構成されています。

セクション主な内容該当する自立活動の項目育まれる力
感情・体調のモニタリング今の気持ちや気分を色(ゾーン)で分類し、理由を添える。2.心理的な安定
3.人間関係の形成
客観的な自己認識、感情の自己調節
生活・行動の構造化朝の支度や登校、謝罪のプロセスを順番に並べる。4.環境の把握
1.健康の保持
実行機能(見通しを立てる力)、因果関係の理解
状況予測と身体反応の統合特定の場面での感情と体の変化をマッチングする。6.コミュニケーション
2.心理的な安定
自分の体調変化への気づき、パニックの予防

マジックテープとカードリングによる「自分だけの一冊」

この教材は、印刷後にラミネートし、パンチで2箇所穴を開けてカードリングで綴じることを推奨しています。

  • 一冊の本になる喜び: 50枚を綴じることで、ずっしりとした「自分の教科書」ができあがります。
  • どこでも取り組める: リング式なので、めくりやすく、狭いデスクの上や車内など、場所を選ばず学習できます。
  • カスタマイズ性: その日の子どもの状態に合わせて、取り組む順番を入れ替えたり、特定のページだけを抜き出したりすることも簡単です。

【おすすめ備品】

マジックテープは大量に使用するため、Amazonなどで大容量のものを購入するのが最もコスパが良いです。

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SST教材 発達障害に対応プリントの進化形!無料サンプルで体験する「感情と行動」

教材の質の高さを知っていただくために、50枚の中から特に人気の高い2枚をサンプルとしてご紹介します。ぜひダウンロードして使ってみてください。

サンプル①:今の気持ちはどのゾーン?(Page 7)

このページでは、自分の感情を「あお・みどり・きいろ・あか」の4つのゾーンに分類します。

  • ねらい: 「イライラする」「悲しい」といった抽象的な感情を色に置き換えることで、自分の状態を客観視し、他者に伝えやすくします。
  • 使い方: 「今の気分は?」と問いかけ、子どもにカードを貼ってもらいます。
  • 指導のポイント: 大人も「先生は今、みんなと勉強できて『みどりのぞーん(しあわせ)』だよ」と見本(モデリング)を見せることが重要です。

こちらからダウンロードください⇩

サンプル①をダウンロードする

サンプル②:ごめんねのプロセス(Page 23)

「謝る」という行為を、4つのステップで視覚化します。

  • ねらい: 「ぶつかってしまった(原因)」→「ごめんねと言う(行動)」→「相手が安心する(結果)」という社会的な因果関係を理解します。
  • 使い方: バラバラになった1〜4のカードを、正しい順番に並べて貼ります。
  • 指導のポイント: 貼り終わった後に「もし逆の順番だったらどうなるかな?」と話し合うことで、より深い理解に繋がります。

SST 発達障害のある子供が主役!一人でも、大人と一緒でも楽しめる活用術

本教材は、使用環境に合わせて2通りの使い方ができます。

1. 子どもが一人で取り組む(情報の整理と達成感)

机の上を整理し、必要なページとカードだけを提示します。

  • 自立活動のねらい: 【環境の把握】【心理的な安定】
  • 効果: 自分のペースで試行錯誤することで、「自分でできた!」という達成感を味わうことができます。

2. 親子・教師と一緒に取り組む(他者意識の芽生え)

大人が横に座り、対話しながら進めます。

  • 自立活動のねらい: 【人間関係の形成】【コミュニケーション】
  • 効果: 「〇〇くんならどう思う?」「先生ならこう思うな」というやり取りを通じて、自分と他者の視点の違いを学びます。特に「ゲームに負けたとき」などの葛藤場面は、実際の動作(ロールプレイ)と組み合わせるとより効果的です。

教材の全容とご購入方法

本教材は、データ(PDF形式)で販売しています。ご購入後、ご家庭や学校のプリンターで印刷し、ラミネート加工をしてご使用ください。

【教材セット内容】

  1. ワーク本体(50枚): 感情、体調、生活習慣、対人マナー、身体反応など、10種類以上のSSTワークが含まれます。
  2. カードパーツ(必要数): マジックテープを貼って使用するパーツ集です。
  3. 詳細指導ガイドライン: 自立活動の視点から紐解いた、プロの指導ノウハウが詰まった指導書です。

全50枚のラインナップ(一部抜粋)

1.じぶんのきもちをえらぼう(Page 1-6)

2.生活習慣の並び替え(Page 9-21)

3.こんなとき、どんなきもち?(Page 40-49)

4.からだの反応をチェック(Page 52-62)

ご購入はこちらのnoteページから

noteで教材を購入する

※教材の内容を詳しく紹介していますので、是非ご一読ください。


現場で役立つ!SST教材活用・詳細指導ガイドライン

本教材に添付されている指導書の一部分です。支援の現場でぜひお役立てください。

SST教材活用・詳細指導ガイドライン

― 自立活動の視点から紐解く自己理解と対人スキルの形成 ―

本教材は、ラミネートとマジックテープを利用した「身体性を伴う学習」を想定しています。単なる知識の習得ではなく、「納得してカードを貼る」というプロセスの繰り返しが、子どもの確かな自立へと繋がります。

1. 自立活動 6区分27項目に基づく指導のポイント

  • 健康の保持: Page 9などの生活習慣カードを使い、「なぜこの順番なのか(例:着替えてから外に行く)」を健康の視点から説明します。
  • 心理的な安定: Page 6-7の4つのゾーンを「心の天気」として扱い、どの感情も否定されるべきではないことを伝えます。「怒ってもいいけれど、どう表現するか」を学びます。
  • 人間関係の形成: Page 44「仲良しの子が別の子と遊んでいた時」のような、嫉妬や孤独感を感じやすい場面を重点的に扱います。「自分ならどうする?」「相手はどう思っている?」の二方向からカードを選びます。
  • 環境の把握: Page 23「ごめん」のプロセスでは、「ぶつかる(原因)→謝る(行動)→仲直り(結果)」という因果関係を視覚化して教えます。
  • 身体の動き: 教材そのものが「マジックテープを剥がす・貼る」という微細運動を含んでいます。枠の中に正確に貼ることも、作業のトレーニングとなります。
  • コミュニケーション: Page 32などの豊富な語彙を使い、「嬉しい」の中にも「誇らしい」「わくわく」などのバリエーションがあることを学び、語彙を豊かにします。

2. 指導上の注意事項

  • 「正解」の固定化を避ける: SSTには「絶対的な正解」がない場面も多いです。子どもが選んだカードが一般的でなくても、「なぜそう思ったの?」と理由を傾聴し、その子なりのロジックを尊重してください。
  • 身体的拒否感への配慮: 「身体の反応」の学習で、過去のトラウマから不快感を示す場合があります。その際は無理強いせず、楽しい場面(Page 33-35「嬉しい時の反応」)から始めてください。
  • 般化(はんか)を促す: 教材の中でできたことを、実際の生活場面で「あ、今は『きいろのぞーん』だね」と声をかけるなど、リアルな場面とリンクさせることが重要です。

まとめ:一枚のカードが「自分を守る盾」になる

この教材のゴールは、カードを正しく貼ることではありません。

「自分の心の状態を知り、それを他者に伝える手段を持ち、社会の中で安心して過ごせるようになること」です。

ラミネートされた一枚一枚のカードが、子どもにとって「自分を守る盾」であり「世界と繋がる鍵」になるよう、温かい支援を継続してください。

外部リンク: 文部科学省:特別支援学校学習指導要領「自立活動」について


次の一歩として:

まずは無料サンプルを印刷して、お子さんと一緒に「バリバリッ」と貼る感触を楽しんでみませんか?

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